
【赤目柏(アカメガシワ)の生薬情報】
【生薬名】
  赤目柏(アカメガシワ)
【基 原】
 トウダイグサ科の草本植物で、葉、樹皮の乾燥部分を薬用とします。
【性 味】
【主成分】
 ベルゲニン、ルチン、マロプレノールとそのリノレン酸エステル
【臨床応用】
 胃液分泌抑制、抗潰瘍、胆汁分泌促進作用、抗腫瘍作用
【用 量】
 5〜10g を目安に煎じてお飲みください。 
【コメント】 
 昔から、腫れものの内服薬として使用されていましたが、その清熱解毒の作用は、胃潰瘍・胆石の治療や胃酸過多に使用されるようになりました。外用として、葉の煎じ薬(5g)を痔の幹部に使用したり、浴剤として、皮膚病、リューマチ、神経痛の痛みなどに使用されています。葉を焼いて粉末にしお灸のあとのただれに外用されています。
※取り扱い上の注意 
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。 
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。 
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。