
【牛黄(ゴオウ)関連商品】
【牛黄(ゴオウ)の生薬情報】
【生薬名】
牛黄(ゴオウ)
【基 原】
ウシ科 Bovidae 黄牛 Bos taurus domesticus Gmelin (ウシ)の胆石を乾燥し粉末にしたもの。
【性 味】
味は苦、性は涼。小毒。(帰経:心・肝経)
【主成分】
cholic acid ・ bilirubin ・そのカルシウム塩・ cholesterol ・ ergosterol ・ palmitic acid ・lecithine ・ビタミンD 、ほかにC24H11O3の分子式に相当する無色の結晶性成分・銅・鉄・マグネシウムなどを含む。
【臨床応用】
生薬分類は、開竅薬。中薬の効能は清熱解毒、熄風止痙、化痰開竅。小児驚風や温熱病に使用する。壮熱神昏、高熱・意識障害・煩躁・痙攣発作などの神経系の症状があるときに、牛黄の鎮静・強心作用を利用する。
【用 量】
150mg~1000mg。丸・散剤に入れ、煎剤には入れない。外用には適量を使用する。
【コメント】
慢性肝炎で、肝機能が悪く・血清トランスアミナーゼ値が下降しないときに、牛黄清心丸を毎日1~2回1丸ずつ服用すると、トランスアミナーゼが下降し肝機能も改善する。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。
【牛黄(ゴオウ)を使用している漢方処方】