
【羅漢果(ラカンカ)の生薬情報】
【生薬名】
羅漢果(ラカンカ)
【基 原】
ウリ科 Cucurbitaceae 羅漢果樹 Momordica grosvenori Swingle の果実を乾燥したもの。
【性 味】
味は甘、性は平。(帰経:肺・脾)
【主成分】
グルコースなど。
【臨床応用】
中薬の効能は清熱潤肺、生津止渇、潤腸通便。肺熱による咳嗽に用いる。とくに肺気虚に適している。羅漢果と豚肉(赤身)を煮たスープを服用すると、肺を滋潤して咳を止める。夏や秋には煎湯を清涼飲料として飲んでもよい。頸部リンパ腺結核に用いる。
【用量】
目安として1/2-2個。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。