
【緑豆(リョクズ)の生薬情報】
【生薬名】
緑豆(リョクズ)
【基 原】
マメ科 Leguminosae 緑豆 Phaseolus radiatus L. (ブンドウ)の果実を乾燥したもの。
【性 味】
味は甘、性は寒。(帰経:心・胃経)
【主成分】
タンパク質・脂肪など。
【臨床応用】
生薬分類は、去暑薬。中薬の効能は清熱解毒、消暑。巴豆、附子あるいはその他の熱毒の薬物中毒に効果がある。また、煩躁、嘔吐、口渇の症状に用いる。
【目安量】
30-60g
【コメント】
夏期に緑豆の煎湯を茶代わりに飲むと、日射病の予防になる。口渇・口乾・煩躁などの熱象があるときは、緑豆を半熟に煮た煎湯をさまして服用する。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。