
【露蜂房(ロホウボウ)の情報掲載】
【生薬名】
露蜂房(ロホウボウ)
【基 原】
黄蜂(アシナガバチ)・胡蜂(スズメバチ)の巣。幼虫をともなったものがよい。
【性 味】
味は甘、性は辛。有毒。(帰経:胃経)
【主成分】
蜜ロウ・樹脂・精油(露蜂房油)など。
【臨床応用】
生薬分類は、外用薬。中薬の効能は解毒療瘡、散腫止痛、去風除痺、益腎。解毒療瘡、散腫止痛、癰疽悪疽(皮膚化膿症)、瘰癧などに使用するほか、関節痛、腫脹、変形などや、じんましんのかゆみ、腎虚の遺尿、失禁などにも用いる。
【目安量】
2.5-6g、外用は適量。
【コメント】
毒性があるので過量に内服してはならない。腎機能不全やすでに自潰してしる癰には使用してはならない。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。