
【芦根(ロコン)の生薬情報】
【生薬名】
芦茎(ロケイ)
別名:葦茎(イケイ)
【基 原】
葦茎(イケイ)の別名。ヨシ Phragmites communis Trin. (イネ科 Gramineae )の茎。本来は新鮮品を用いるが、現在では乾燥品を用いている。
【性 味】
味は甘、性は寒。(帰経:肺・胃)
【主成分】
asparagine 糖類を含む。
【臨床応用】
生薬分類は、清熱瀉化薬。中薬の効能は清熱生津、止嘔、除煩。熱病傷傷、半熱口渇、舌の乾燥少津などの証候に用いる。胃熱嘔逆や、肺熱咳嗽、粘稠な痰、口乾および外感風熱による咳に用いる。
【用 量】
15g-30g
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。