
【弟切草(オトギリソウ)刻 関連商品】
【弟切草(オトギリソウ)の生薬情報】
【生薬名】
弟切草(オトギリソウ)
別名:小連翹(ショウレンギョウ)
【基 原】
オトギリソウ科オトギリソウHypericum erectum (Hypericaceae)の全草。
【性 味】
味は甘、性は微温。(帰経:脾・肺経)
【主成分】
ヒペリシン(hypericin)などビスアントラキノン類。
【臨床応用】
中薬の効能は、活血、止血、調経、痛乳、消炎、鎮痛。日本の民間薬として使用されている。
【用 量】
1日量5g〜15g
【コメント】
ヒペリシンは光増感作用があり、皮膚炎の原因となるほか、薬物代謝酵素P450の阻害作用もあるので、併用薬物との相互作用に注意する必要がある。経口避妊薬(ピル)、抗HIV薬(インジナビル)、免疫抑制剤 (シクロスポリン)、抗不整脈、気管支拡張薬(テオフィリン)、血液凝固防止薬(ワーファリン)などを服用されている方は、使用しない。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。