
【秦ぎょう末(ジンギョウ末)関連商品】
【秦ぎょう(ジンギョウ)の生薬情報】
【生薬名】
  秦ぎょう(ジンギョウ)
【基 原】
  リンドウ科 Gentianaceae 秦ぎょう(大秦ぎょう) Gentiana macrophylla Pall. の根を乾燥したもの。このほか小秦ぎょう  G. dahurica Fisch. も用いる。
【性 味】
  味は苦・辛、性は平。(帰経:胃・肝・胆経)
【主成分】
  gentianine C10H9O2N ・ gentianidine C8H9O2N ・ gentianol の3種のアルカロイド(現在はこの3種は人工産物とされている)。
 【臨床応用】
  生薬分類は去風湿薬。中薬の効能は去風湿、舒筋絡、清虚熱。全身あるいは関節のひきつりを伴う風湿痺痛や四肢の運動障害などに用いる。脳卒中後遺症の半身不随にも適用している。清虚熱の効能があるために、陰虚による骨蒸潮熱を治療する常用薬となる。
【用 量】
1回0.5g
※取り扱い上の注意 
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。 
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。 
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。
【秦ぎょう(ジンギョウ)を使用している漢方処方】
独活寄生丸など