
【忍冬末(ニンドウ末)関連商品】
・忍冬 刻
【忍冬(ニンドウ)の生薬情報】
【生薬名】
  忍冬(ニンドウ)
【基 原】
  スイカズラ科(Caprifoliaceae)スイカズラLonicera japonica Thunbergの葉および茎。開花直前の花のつぼみを金銀花(きんぎんか)という。 
【性 味】
  味は甘、性は寒。(帰経:肺・胃・心・脾経)
【主成分】
  イリドイド:Loganin、オレアナン系サポニン:Loniceride A〜C、フラボノイド:Luteolin Corymbosin Chrysin   Hyperoside Loniflavone Lonicerinなど、カフェ酸誘導体:Chlorogenic acid。
【臨床応用】
  生薬分類は、清熱解毒薬。中薬の効能は清熱解毒、疏散風熱。清熱解毒、疏散風熱の効能を持ち、経絡風熱を消し止痛に働くので、癰腫瘡毒、咽喉腫痛および関節の紅腫熱痛、風熱痺痛など経絡不利に使用する。清熱解表薬として用いるほか、風湿による痺痛にもよく使用する。
【用 量】
  1回1g、1日2〜3回。
※取り扱い上の注意 
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。 
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。 
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。