
【蜜蒙花(ミツモウカ)の生薬情報】
【生薬名】
蜜蒙花(ミツモウカ)
【基 原】
フジウツギ科 Loganiaceae 蜜蒙樹 Buddleia officinalis Maxim. の花序あるいは花蕾を乾燥したもの。
【性 味】
味は甘、性は微寒。(帰経:肝経)
【主成分】
buddleo glucoside C28H32O14
【臨床応用】
生薬分類は、清熱明目薬。中薬の効能は清肝、明目、退翳。蜜蒙花は、清肝熱で明目退翳の効能があるので、肝熱による眼赤、腫痛、益明、流涙、目やに、視力障害などに用いる。
【用 量】
3〜10g
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。