
【海桐皮(カイトウヒ)の生薬情報】
【生薬名】
海桐皮(カイトウヒ)
【基 原】
マメ科 Leguminosae 海桐(刺桐) Erythrina indica Lam. (デイコ)の樹脂を乾燥したもの。
【性 味】
味は苦、性は平。(帰経:肝・腎経)
【主成分】
海桐皮アルカロイド
【臨床応用】
生薬分類は、去風湿薬。中薬の効能は去風湿、通経絡。風湿による痺痛、筋肉拘縮、腰膝の疼痛などに用いる。
【用 量】
10〜30g
【コメント】
関節リウマチに用いる。慢性で寒性のものに適する。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。