
【山豆根(サンズコン)の生薬情報】
【生薬名】
山豆根(サンズコン)
【基 原】
マメ科 Leguminosae 広豆根 Sophora subprostrata Chun et T. Chen の根を乾燥したもの。
【性 味】
味は苦、性は寒。(帰経:心・肺経)
【主成分】
matrine ・ matrine - n - oxide ・ anagyrine ・ methylcytisine ・ genistin ・ phenol 性物質 C31H52O4
【臨床応用】
生薬分類は、清熱解毒薬。中薬の効能は清熱解毒、利咽喉、散腫止痛。咽喉や歯鹹の実熱の腫脹疼痛使用。子宮頸部炎や口内炎に、山豆根の粉末を外用すると消炎効果がある。
【用 量】
6〜9g、外用は適量。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。