
【赤芍(セキシャク)の生薬情報】
【生薬名】
赤芍(セキシャク)
【基 原】
ボタン科 Paeoniaceae 芍薬 Paeonia lactiflora Pall. (シャクヤク)の根を乾燥したもの。
【性 味】
味は苦、性は微寒。(帰経:肝経)
【主成分】
精油・脂肪油・ benzoic acid ・樹脂様物質・ tannin ・ paeonalin A C17H24O3 ・ paeoniflorin など。
【臨床応用】
生薬分類は清熱涼血薬。中薬の効能は清熱涼血、去止痛。オ血による疼痛・煩熱に使用する。
【用 量】
6〜15g
【コメント】
赤芍は活血去オの力が強く、白芍は鎮静鎮痛の力が強く・補益の作用もある。補血養陰には白芍を、涼血逐オには赤芍を使用する。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。