
【蘇木(ソボク)の生薬情報】
【生薬名】
蘇木(ソボク)
【基 原】
新修本草に収載。マメ科 Leguminosae 蘇木 Caesalpinia sappanL. (スオウ)の茎木を乾燥したもの。
【性 味】
味は甘・鹹、性は平。(帰経:心・肝・脾経)
【主成分】
色素成分の brasilin C16H14O5 ・精油など
【臨床応用】
生薬分類は活血化オ薬。中薬の効能は、活血去オ、消腫止痛。活血通経、散オ止痛の効能を持つので、血滞による無月経、産後悪阻による腹痛及び打撲損傷などに用いる。
【用 量】
2.5〜9g、外用は適量。
【コメント】
妊婦には使用しない。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。
【蘇木(ソボク)を使用している漢方処方】