
【白豆蒄(ビャクズク)の情報掲載】
【生薬名】
白豆蒄(ビャクズク・ハクズク)
【基 原】
ショウガ科 Zingiberaceae 白豆蒄 Amomum cardamomum L. の果実中の種子を乾燥したもの。
【性 味】
味は辛、性は温。(帰経:肺・脾・胃経)
【主成分】
d -borneol ・ d -camphor などを含む精油
【臨床応用】
生薬分類は、行気薬。中薬の効能は行気温中、化湿消痞、温胃止嘔、開胃消食。白豆蒄は、辛温芳香で、化湿、行気ができる。湿阻気滞、脾胃不和による腹満、食欲不振などに使用する。
【用 量】
湯剤には3〜6g。散剤として服用する方が効果があり、1.5g〜3g用いる。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。