
【白扁豆(ハクヘンズ)の原形・500g生薬情報】
【生薬名】
白扁豆(ハクヘンズ)
【基 原】
マメ科 Leguminosae 扁豆 Dolichos lablab L. (フジマメ)の種子を乾燥したもの。
【性 味】
味は甘、性は微温。(帰経:脾・胃経)
【主成分】
豊富なデンプン ・ ビタミンA・B・C ・ nicotic acid など。
【臨床応用】
生薬分類は、去暑薬。中薬の効能は瀉下冷積、逐水退腫、去痰利咽。脾虚有湿による倦怠、無力、食欲不振、泥状便あるいは慢性下痢に効果があり、婦人の脾虚による湿濁下注、帯下過多に使用する。また、夏の暑湿はよく脾胃を傷めて、嘔吐、下痢を起こしやすく、暑湿による嘔吐、下痢に用いる。
【用 量】
6〜18g
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。
【白扁豆(ハクヘンズ)を使用している漢方処方】
参苓白朮散など