
【白花蛇舌草(ビャッカダゼッソウ)の生薬情報】
【生薬名】
  白花蛇舌草(ビャッカダゼッソウ)
【基 原】
  アカネ科 Rubiaceae 白花蛇舌草 Oldenlandia diffusa ( Wild. ) Roxb. (フタバムグラ)の全草を乾燥したもの。
【性 味】
  味は甘・淡、性は涼。(帰経:胃・大腸・小腸経)
【主成分】
  methatriacontane ・ stigmasterol ・ usnic acid ・ oleanolic acid ・ β-sitosterol などの7種類の結晶性物質
【臨床応用】
  生薬分類は、袪風湿薬。中薬の効能は袪羗湿、通経絡、定驚搐。
風湿による痺痛、筋脈のひきつり、口や目がゆがみ、身体の麻痺、脳卒中後遺症の半身不随、癩病、たむし、皮膚掻痒などの風病に用いる。ガンの治療に試験的に使用している。ガンに対する方剤に白花蛇舌草30〜60gを加えているが、治療効果についてはさらに観察が必要である。
【用 量】
  15~60g
※取り扱い上の注意 
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。 
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。 
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。