
【竹葉(チクヨウ)の生薬情報】
【生薬名】
  竹葉(チクヨウ)
【基 原】
  イネ科 Gramineae 淡竹葉 Lophatherum gracile Brongn (コササクサ)の茎葉を乾燥したもの。
【性 味】
味は甘・淡、性は寒。(帰経:心・小腸経)
【主成分】
フリーデリン、ルペノン、タラキセロール、グルチノール、グルチノン、ペントーザン、リグニンなど 
【臨床応用】
生薬分類は、清熱瀉火薬。中薬の効能は清熱除煩、生津、利尿。熱病による煩熱、口渇や、心火上炎、口内炎および小児驚熱証に使用する。また、熱淋あるいは心火移熱した小腸による小便淋痛に用いる。
【用 量】
  6〜18g
※取り扱い上の注意 
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。 
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。 
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。
【竹葉(チクヨウ)を使用している漢方処方】