
【しゃ虫(シャチュウ)の生薬情報】
【生薬名】
しゃ虫(シャチュウ)
【基 原】
ゴキブリ科 Blattidae 地鼈 Eupolyphaga sinensis Walk. (シナゴキブリ)の雄の成虫の全体を乾燥したもの。
【性 味】
味は鹹、性は寒。有毒。(帰経:肝経)
【臨床応用】
生薬分類は、活血化オ薬。中薬の効能は破血逐オ、続筋接骨。破血逐オの力は水蛭に似ているが、水蛭ほど激しくない。骨折損傷、オ滞疼痛およびぎっくり腰などの証候に用いる。
【用 量】
1回0.5g
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。