
【椒目(ショウモク)の生薬情報】
【生薬名】
椒目(ショウモク)
【基 原】
ミカン科 Rutaceae 川椒 Zanthoxylum simulans Hance. (カホクサンショウ)の種仁で、川椒を微炒して熱いうちにつき、外殻を取り除いたもの。
【性 味】
味は苦、性は微温。
【臨床応用】
生薬分類は利水滲湿薬。中薬の効能は行水、平喘。浮腫、腹脹、痰飲による咳嗽などに効果がある。
【用 量】
1回0.5g
【コメント】
中国山椒の赤い部分を取った中の実である。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。