
【青相子(セイソウシ)の生薬情報】
【生薬名】
青相子(セイソウシ)
別名:青霜子
【基 原】
ヒユ科 Amaranthaceae 青そう Celosia argentae L. (ノゲイトウ)の成熟種子を乾燥したもの。
【性 味】
味は苦、性は微寒。(帰経:肝)
【主成分】
脂肪油。
【臨床応用】
生薬分類は清熱明目薬。中薬の効能は清泄肝火、明目、退翳。肝火による眼の充血・腫脹疼痛などの急性結膜炎の症状に用いる。
【用 量】
3〜15g
【コメント】
用途は決明子と基本的に同じで、両者をよく配合するが、決明子ほどは使われない。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。