
【桑ひょう蛸(ソウヒョウショウ)の情報掲載】
【生薬名】
桑ひょう蛸(ソウヒョウショウ)
【基 原】
カマキリ科 Mantidae 螳螂 Hierodula patellifera Serv. (ハラビロカマキリ)の卵蛸を乾燥したもの。塊状を呈し、桑その他の枝上に産する。
【性 味】
味は肝・鹹、性は平。(帰経:肝・腎経)
【主成分】
タンパク質・脂肪・鉄・カルシウム・カロチン。
【臨床応用】
生薬分類は収渋薬。中薬の効能は、補腎助陽、固精縮尿。腎陽虚による遺精、滑精、遺尿、頻尿、白色帯下などに用いる。
【用 量】
3〜9g
【コメント】
尿の濃いものや陰虚火旺には禁忌である。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。