
◎灸療法はおよそ五千年前古代中国で発見された経路経穴学をもとに発達した治療法です。わが国でも中国から仏教とともに伝えられて以来独自に発達し現在に至っております。近年では世界の各地で灸治療の研究が盛んに行われております。
・切艾 中
粒の大きさにより大中小の3種類があります。
直接灸用。肌の上にじかにのせます。お灸をすえるとき、もぐさをよらずにすむよう加工しました。
あらかじめもぐさを撚って粒を切ってあります。粒の大きさは中(米粒大)を標準にしてあります。小児、虚弱体質の方には小が最適です。
◎お灸の据え方
・灸ツボを選び豊かマジックで印をつける。
・もぐさをひねって米粒大か半米粒大の粒をつくる。
・もぐさ粒の底面を少し湿らせて灸ツボにのせる。
・もぐさの頂上に火をつける。
・燃えたもぐさの灰を軽く押し潰す。
・その上に新しいもぐさの粒をのせる。
・一つの灸ツボに3〜7回くりかえす。
・治療後は灸あとをきれいに拭いておく。
【お灸の据え方】
◎注意点
・お灸トリートメントの際、もっとも注意しなくてはならないのは、血圧の変化です。お灸は高血圧症、低血圧症の双方に効果がありますが、お灸で血圧を下げることは専門家に任せたほうがいいでしょう。
・本品を使用する前にこの説明書をよく読んで下さい。
・初めて灸治療する方は、医師、鍼灸師等の専門科の指示・指導を受けて下さい。
・灸痕(ヤケド)が残って困る場合はお灸をしない。
・灸あたりを避けるには、初め少ない数から段階的に増やしていく。
・灸あたりをしたときはしばらく安静にしている。