
【川玉金の生薬情報】
【生薬名】
川玉金(センギョクキン)(学名:Curcuma sichuanensis X. X. Chen)
【基 原】
ショウガ科 Zingiberaceae ウコン属の植物です。植物の大きさは0.7〜1.5mで根茎は白色または黄色がかかっており、葉柄は12〜30cm、形は楕円形、楕円形です。種子は小さく、開花は7月です。メーカーでは春ウコンはこちらとして区別しています。
【性 味】
味は辛・苦、性は涼。(帰経:心・肺・肝経)
【臨床応用】
生薬分類は、活血化オ薬 。中薬効能は活血止痛、行気解鬱、凉血清心、利胆退黄。胸焼け、気の停滞や血滞、閉鎖性月経困難症、胸の張り、熱病によるめまい、てんかん、血熱、黄疸による赤尿などに使用する。
【用 量】
3〜10g
【コメント】
川玉金は、活血化オとしては、非常に優れていますが、丁香とは併用しないでください。日本で呼ばれている鬱金は姜黄(きょうおう)と呼ばれているものになります。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。
欝金(うこん) 刻・500g(軽)
¥3,348
中国名では姜黄(きょうおう)と呼ばれ、日本での一般的な鬱金(うこん)なこちらになります。