
【仙鶴草(センカクソウ)の生薬情報】
【生薬名】
仙鶴草(センカクソウ)
【基 原】
バラ科 Rosaceae 龍芽草 Agrimonia pilosa Ledeb. (キンミズヒキ)の全草を乾燥したもの。
【性 味】
味は苦、性は涼。(帰経:肺・肝・脾経)
【主成分】
agrimonin ・ agrimonin A C29H19O5 ・ agrimonin B C14H19O10 ・ agrimonin C ・エナメル質・ビタミンK1など。
【臨床応用】
生薬分類は、止血薬。中薬の効能は収斂止血、補虚強壮。喀血、吐血、鼻出血、血尿、血便、崩漏に使用される。また、慢性下痢の治療によく用いられる。
【用 量】
9〜15g
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。