
【拳参(ケンジン)の生薬情報】
【生薬名】
拳参(ケンジン)
【基 原】
ユリ科 Liliaceae 七葉一枝花 Paris polyphylla Sm. 、タデ科 Polygonaceae 拳参 Polygonum bistorta L. (イブキトラノオ)の根茎を乾燥したもの。
【性 味】
味は苦、性は微寒。有毒。(帰経:肝経)
【主成分】
flavon 配糖体 ・ tannin ・ pyrogallol ・ oxy - anthranyl glucoside ・ β- sitosterol 類化合物などを含む。
【臨床応用】
生薬分類は、清熱解毒薬。中薬の効能は清熱解毒、去湿、散癰腫。清熱除湿と解毒の効能があるので湿熱瀉痢、瀉膿血、裏急後重に使用する。
【用 量】
6〜15g、外用適宜。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。