【ヨクイニン末 関連商品】
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【ヨクイニンの生薬情報】
【生薬名】
ヨクイニン
【基 原】
イネ科 Gramineae ヨクイ Coix lachryma-jobi L. (ハトムギ)の成熟種子を乾燥したもの。
【性 味】
味は甘・淡、性は微寒。(帰経:脾・胃・肺経)
【主成分】
脂肪油・ coixol C8H7O3N ・ sterol ・Amino acid ・ビタミンB1など。同種のヨクイ Coix lachryma-jobi L. Var. ma-yuenStapf は、 coixenolide C38H70O4 を含む。
【臨床応用】
生薬分類は、利水滲湿薬。中薬の効能は利水滲湿、健脾、除卑、清熱排膿。健脾しながら淡滲利湿するので尿量減少、浮腫、脚気および脾虚による下痢などに用いる。また、風湿による痺痛に用いる。
【用 量】
大人(15歳以上)は1回量2g、1日3回、食前または食間に服用する。
【コメント】
乳ガンにヨクイニン・白花蛇舌草・全蝎・生甘草などを配合して試験的に使用しているが、治療効果についてはなお観察を要する。
※注意
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること。
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
2.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
3.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
4.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。
【ヨクイニンを使用している漢方処方】