【センブリの生薬情報】
【生薬名】
センブリ(千振、当薬)
【基 原】
リンドウ科(Gentianaceae)のセンブリSwertia japonica Makinoの開花期の全草。
日本民族が室町末期頃に開発した民間薬であり、中国の本草書にはこれを薬用とした記事はない。
【主成分】
スエルティアマリン(苦味成分)
【臨床応用】
苦味によって味覚神経を刺激し、反射的に胃液や膵液などの消化液の分泌を増し、胃の働きを亢進させる。
【用 量】
1回0.01〜0.02g、1日3回
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。